基本的に人間は慣れに頼り、定着する生き物である。そして慣れと定着の行きつく先はルーチンだ。少なくとも日常生活面はそうであろう。もし「いや、そんなことはない」という人がいたら、おそらく単に自覚がないだけだ。たとえば食事、睡眠、排泄、着替え、移動などもルーチンタスクである(こういった当たり前の行為を自覚できていない人は意外と多い)。
ただし仕事面においてはそうでもない可能性がある。毎日ミーティングを組まれるチームもあれば、Meeting Driven Workstyleのように「自分の予定表を解放しているので、いつ誰が何の予定をぶっこんでくるかわからない」みたいな働き方もあるわけで、仕事や居場所を頻繁に変える方ならそのあたりをウロウロすることもあろう。その場合でも、自分のパフォーマンスを安定させるために、自分のリズムをつくる(ためにルーチンタスクを利用する)ことは大事であるが。
だからこそルーチンタスク管理の恩恵は大きい。
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