頭にイメージを浮かべられない人。
たとえば「りんごを思い浮かべてください」と言われてもできない。
人の顔も思い浮かべられないし、頭の中で物体を操作することもできない。
代わりに言語や概念に頼る。
もちろん発達障害等でその辺の能力・資質が弱い場合はその限りではない。
逆に人並以上に強い場合、(イメージは使えないが言語と概念を駆使する結果)健常者よりも高いパフォーマンスを出したり、本来イメージを浮かべないとできない記憶や作業もまかなえたりする。
「見ながら」であれば支障は無い or 小さい。
たとえばアファンタジアでも絵を描く仕事をしている人はいる。
私も(アマチュアだが)小説を書いたり、電子書籍を書いたり、こうして読み物を書いたりしている。
そう、(いきなりカミングアウトするが)私はアファンタジアである🐰
2015年こそから研究され始めたものであり、まだ診断体系などは確立されていない。
タスク管理との関わり
基本的に支障はないが、空間的なタスク管理は苦手
少なくとも得意ではない
素早い処理やマルチタスクが苦手
頭にイメージを浮かべられない=頭の作業領域の性能面で圧倒的に不利だから
タスク管理ツールにて作業領域を補いがち
そういう意味では、タスク管理に向いていると言えるかもしれない🐰
タスク管理とは、≒いかにツールに任せるか、とも言えるからだ
タスクを思い出しにくい
タスク管理は日常生活と結びついており、健常者は日常生活の「光景」を思い浮かべることで色々思い出せる
アファンタジアにはそれができない(というか「無い」)
よって「まあ思い出すでしょ」のような楽観が思っている以上に通用しない
思っている以上にタスク管理をしなければ忘迷怠を防げない
たとえば買い物時はリストにして持ち歩く必要があるだろう
健常者は自宅内、特にキッチン内の光景を浮かべて「ここに入れてるこれが足りない」みたいな思い出しができる
アファンタジアにはできない
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