たとえば2hの予定があるとしよう
これを7個のタスクに分解してそのとおりに遂行する、ということはおそらくできまい
分解するところまではできたとしても、おそらくそのとおりにはならない
し、自分がそのとおりに進められているかの把握さえ難しいだろう
予定の最中に、タスク管理ツールを操作する余裕はおそらくないからだ
もっとも7個程度なら頭で処理できるかもだが、これが20にもなれば、もう頭では無理だろう
会話と同様、予定も、その場その場で言動を駆使する「瞬発的な世界」になりがちだ
そして瞬発的な世界は、タスク管理ツールとは相性が悪い
ツールを操作したり内省したりといった余裕がないからだ
主婦のような忙しい者が(特にビジネスで語られるような)タスク管理(を始めとした各種手法)を見下すのも、「瞬発的な世界ではどうせ通じねえだろ」という第一印象に基づいている
これは正しい
もちろん、だからといってタスク管理をしない理由にはならないのだが
辛辣だが、余裕がないのなら自分でつくってても勉強し、練習し、取り入れていかなければ、いつまで経っても変わらない
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