たとえば仕事でもプライベートでも同じツールを使えると、シームレスであると言える。
もちろん「そもそも仕事がありません」――つまりそもそも切り替えるモードが無い状態でも良い。
いずれにせよ、モードを変えてもツールが変わらない(あるいは変えてもいいがシームを感じない境地である)ということだ。モードにはツールが伴うものであり、ツールが変わらないということは、実質的にモードの切り替えがシームレスになっていると言える。
モード間がシームレスであることは、案外重要である。
というのも、モードの切り替えとはもろにコンテキストスイッチングであり、コンテキストスイッチングは疲れるからだ。
シームレスならば疲れない。さらに言えば、疲れることによって「このモードではタスク管理しなくていいや」という忘迷怠(特に怠)が発生しやすいわけだが、これを軽減できる。
ただし、シームレスだとモード自体の切り替え(気持ちや頭の中身の切り替えなど)が追いつかないときがある。
そういう場合は意識的に休憩をはさむべきだ。
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